こちらの記事ではおにぎりダイエットについて解説していきます。
世の中にはさまざまなダイエット情報が溢れています。そんなさまざまなダイエットを試してみて上手く行かなかった方も多いと思います。
今回ご紹介するのがおにぎりダイエットです。つんくやエグザイルも激やせしたということで有名になったダイエット方法の一つです。
白米は1日に1~3合分、とダイエットをしているとは思えないくらいに食べても大丈夫といわれています。炭水化物=白米をこよなく愛する方が多いと思いますが、日本ならではのダイエット方法です。
なので、朝1個、昼2個、夜1個、と、梅干しや、昆布など、カロリーの低いおかずを具にしておにぎりを食べられます。
それでも空腹が満たせなければ野菜は食べられるので、断食とか心身共に厳しい体質改善の方法が多くある中、十分優しい体質改善方法だと思います。
今まで“ダイエットの敵”という認識が広がっている糖質を率先して食べる方法の様に思いますが、実際にこれで痩せた人は存在しています。それではおにぎりダイエットについて解説してきます。
目次
1.おにぎりダイエットは本当に効果ある?
まず、このダイエットの一番の目的は体質改善です。つまり、身体の中をリセットして痩せやすい体質へと変化させる効果が期待できるダイエット方法です。
なので、体内環境が生まれ変わる3週間を目安に行うのが重要です。当然ですが継続が重要ですね。その前に諦めてしまうと体内環境は変わらないし、逆にやり続けるのも体内環境を変化させるのに大きくエネルギーを消費するので、負担がかかってしまいます。これは体によくないのでやめましょう。
(1)痩せやすい体になれる効果
現代の日本は、欧米型の食事に偏りつつあります。欧米型の食事とは、肉やハンバーガーなど高エネルギー、高たんぱく、高脂肪の三拍子が揃った肥満、生活習慣病のリスクが高い食事を取っている方が多いです。
ですが、本来、日本人は一汁一菜といって、肥満、生活習慣病とは無縁のヘルシーな食事が基本だったのです。なので、おにぎりと野菜。つまりは一汁一菜を基本にした日本型の食事へと戻すことで、肥満のリスクが高い欧米型の食事から離れるのが狙いの一つです。
離れることで、体質改善をはかり痩せやすい身体を手に入れるのです。
(2)おかずからの余分なエネルギーの摂取がなくなる
期間中は、慣れるまで大変だと思いますが、おにぎりと野菜だけで栄養を補うことになるので、脂っこかったり、濃い味だったりといった余計なエネルギーを持つおかずを徹底排除することになります。これは長期続けていくと慣れていくので、最初は頑張りが必要ですね。
実際こういった食事をする事で塩分、脂質、糖分を十分なほどにカットすることが出来るので自然とカロリー制限ができてしまいます。
(3)内臓や細胞の働きがよくなる
実際におにぎりダイエットで、塩分、脂質、糖分を大幅にカットすることはカロリー制限だけでなく、同時に細胞や内臓の働きを活発化させる効果があると言われています。
そうなると脂肪燃焼効果が高くなったり、腸内環境が整いお通じがよくなったりと様々な効果が期待でき、痩せやすい体質へと変化していきます。わかりやすく言うと、余分なエネルギーを大幅カット出来る期間中は、体内の大掃除期間ということになります。
大掃除が終わった後の体内は綺麗になるぶん、全ての働きが必然的に活性化されるわけです。
(4)お酒や甘いお菓子を食べたいという欲求がなくなる
おにぎりダイエットをして体質改善が円滑に進んでいれば、摂取した栄養の中でエネルギーを補い合おうと、細胞や内臓が働くようになるので、余分なエネルギーを補給しょうと思わなくなるとされています。
そのため、甘いものを食べたい、お酒が飲みたいと思う欲求が減少していきます。
そもそもアルコールは勿論のことですが、ケーキやお菓子などに含まれる砂糖は、高い依存性があると言われており、他の食べ物は我慢出来ても、甘いお菓子だけはやめられないという方は意外に多いです。
そのため、おにぎりダイエットをする事で、アルコールも、甘いお菓子も、摂取出来ない期間を作ることに成功出来れば、必然的に依存状態から脱出することが出来ます。
(5)味覚が鋭くなるので、薄味でも満足出来るようになる
体内環境がよくなると、味覚も自然と鋭くなります。味覚が鋭くなれば、薄味でも満足出来るようになるため、今まで食べていた高エネルギー、高脂質、高たんぱく、といった肥満三拍子を抑制することが出来るとでしょう。
逆に今までふつうに食べてきたものが、物凄く濃く感じるようになると言われています。
2.おにぎりダイエットの方法
基本的なおにぎりダイエットのルールはおにぎりと野菜、水やお茶といった無糖の飲み物だけを摂取することです。
量の目安は、1日にお米1~3合分です。
最初に少し触れましが、おにぎりを朝食に1~2個、昼食に2~3個、夕食に1個というように、活動量の少ない夜の時間帯は軽めに済ませることがおすすめです。
お腹が全く膨れないで空腹感を感じているのであれば、おにぎりと一緒にたっぷりの野菜も摂りましょう。
食べる野菜はビタミン・ミネラルが豊富で色鮮やかな緑黄色野菜がおすすめです。ただし、緑黄色野菜の中でも糖質の多いかぼちゃや、じゃがいもやさつまいもなどのイモ類は食べ過ぎに注意が必要です。
この食事のほかにも、こまめに水分を摂取するようにしてください。十分な水分を摂取することで、便秘の改善や、細胞の代謝を促す効果が期待できます。
このとき摂取する水分は、水やお茶といった無糖の飲み物にしてください。また、体を温めて代謝をアップさせるために、お白湯や温かいお茶にするのがおすすめです。
(1)低カロリーな具材を選ぶ
毎食食べるおにぎりの具は基本的には好きなもので構いませんが、ツナマヨなどの高カロリーな具材は避け、鮭やおかか、梅干し、こんぶなどの低カロリーな物を積極的に選択しましょう。
コスト面や添加物の少なさ、量を調整しやすいことから、自分で作る手作りのおにぎりがおすすめです。手作りであれば、お米を玄米や雑穀米に変えて自分好みのおにぎりを作ることもできます。
コンビニなどのおにぎりを利用する場合には、もち麦や雑穀、ひじきなどが入った低糖質なものもおすすめです。手作りするのが難しい場合には、手軽なコンビニおにぎりでも大丈夫です。
(2)おにぎりは冷えたものを
おにぎりダイエットにおいてものすごく重要なのが「冷えたおにぎりを食べること」です。
本来であればアツアツのごはんを食べたいところですが、お米を冷やすことでレジスタントスターチを増やし、効率的にダイエット効果を手に入れましょう。
レジスタントスターチは、炊いたごはんが常温以下に冷えることで生成されます。そのため、炊いたごはんでおにぎりを作ったら、冷蔵庫に入れて冷やしておきましょう。
常温に置いて冷ましても構いませんが、冷蔵庫のほうが十分に温度を下げることができてレジスタントスターチが生成されますし、衛生面からみても安心ですね。
(3)サラダにかけるのはノンオイルドレッシング
サラダにかけるドレッシングはノンオイルドレッシングやポン酢を選びましょう。
実はドレッシングは意外とカロリーが高く、塩分も高いのが特徴です。せっかくのヘルシーな野菜もドレッシングによって台無しになりかねないので、サラダは少量の味付けに留めてください。
(4)適度な運動をする
おにぎりダイエットは糖質をメインに摂取するダイエット方法です。
適切なおにぎりの量を決め、野菜からビタミン・ミネラル、タンパク質も摂取してある程度の食事バランスは維持されます。とはいえ、代謝を上げて体の脂肪を燃焼させるためには、適度な運動も必要です。
日常生活の中でなるべく徒歩や階段を使って歩く、いつもより30分多く歩くなど、継続できる範囲の小さな習慣から取り入れていきましょう。
3.体質的に合っているか見極める
どのようなダイエットにも言えることですが、その方法が自分の体質にあっているか、また継続できそうかしっかり見極める事が重要です。正しくダイエット方法を実践していても、体質的に効果を得にくい、あるいは体調を崩してしまうといった方もいらっしゃいます。
おにぎりダイエットで言えば、炭水化物であるおにぎりがメインの食品となるため、当然、タンパク質やビタミン・ミネラルが不足しやすくなります。それを補うためにたっぷりの野菜を摂取しますが、それでも不足する場合にはサプリメントなどで補っていくことも一つの手ですね。
実際タンパク質が不足すれば、筋肉が落ちて太りやすくなる可能性がありますし、ビタミン・ミネラルが不足すれば代謝がスムーズに行われないため痩せにくく、肌荒れなどを引き起こす場合もあります。
はじめてのダイエット方法を実践するときには特に体調の変化に注意して、不調を感じたら一度中断してみる事も大切ですね。
4.まとめ
皆さんいかがでしたでしょうか?おにぎりダイエットの魅力を存分に感じられたと思います。
しかし、おにぎりダイエットも今までの食事習慣と変わりますので、慣れるまでは大変ですし、それがストレスになってしまう事もあると思います。
まずは無理せず、自分の体調などをしっかり管理しながら継続してみて下さい。
こちらのダイエット方法もやはり継続が必要です。
自分が痩せている姿や目標達成をイメージしながら諦めずに頑張ってみて下さい。
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